#TBT　Wu-Tang Clan(ウータン・クラン)のGZA(ジザ)

※  #TBTとは”Throwback Thursday” の略語で以前の作品などをアップするときに使用されるハッシュタグ。

Wu-Tang ClanメンバーのジーニアスGZAの過去作品を振り返ってみよう

来年50歳を迎えるGZAはライム(詩)を書くよりもチェスにより多くの時間を費やしたいと考えている。過去に数々の傑作を生み出したので、もう十分に仕事は果たしたということらしい。

GZAはWu-Tang Clanのデビュー・アルバム『36 Chambers』が世に出される以前に、すでにアルバムをリリースしたことがある唯一のメンバーである。常に時代を先取る姿は、彼につけられたニックネームの通り「ジーニアス(天才)」である。彼はビートに己の持つ知識をありのままにラップし、現代にあふれているラップ(時にODB(オール・ダーティーバスタード)のライムにも見ることができるが！)に見られるような「無知をさらす」などということは一切ない。

GZAは『36 Chambers』の製作において大きな役割を果たしたが、それだけでなく自身のソロアルバム『Liquid Swords』でも大きく成功し広く世に認知された。「完璧なるヒップ・ホップ・アルバム」と称される『Liquid Swords』は、カンフーのサンプリングと荒々しいラップとのコンビネーションという、ウータンのスタイルをより一層進めることとなった。他のメンバーが大暴れにするのと対照的に、GZAは常に知性派としての役割を果たしていた。

そこで今日はGZAの作品をいくつか振り返ってみることにしよう。中には最高傑作と謳われているものもあるし、あまり知られていない作品もある。だが、どの作品も十分に楽しめるのでとにかくチェックするしかない！

▼Gzaプロフィール▼
http://illegal-assembly-of-music-dark.com/gza/

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